ハードルを下げて再出発

by on 2012年12月10日月曜日

 ツイッターはお店(古本屋)の公式アカウントだから写真のこと書きづらいし、フェースブックを日記代わりに使うのもなんだし、気軽に書くにはブログが一番ということで、旧「生涯一アマチュア写真家」をリニューアルして写真の備忘録として使うことにする。毎日シャシンのことは彼是考えていて、ほんとは酒でも飲みながらぶちまけるのが一番だけど、そんなカネも時間も友人もない身だから仕方がない。

 土日は久しぶりにプリントをやった。私が使うプリンターはエプソンのPX-5002という分不相応に高価なもので、これはA2サイズまで印刷できる。まともに買うと十数万する代物だが、写真仲間のJon Ellis氏から格安で譲り受けた。Windowsパソコンを使っていたときは、ドライバのせいか思うような色が出ず、ほとんど置物と化していたものだ。だが、先日6年ぶりにパソコンを新調して、MacBook Proの最新のものを(ローンで)買ったのだが、これでPX-5002を使うと恐ろしいほど捗る。使った紙はフランス製のバライタ・インクジェット用紙のCanson INFINITYというもの。詳しく言うと、5D Mark 2で撮ったものを、アドビのLightroomで少しいじって、RAWでそのまま出力。紙の選択が当たったせいかもしれないが、思った以上の仕上がりで感動して眺めること数時間。当面写真展をやる予定はないが、カラーでやるなら、いつも頭を悩ますプリント問題はこれで解決である。

 何をプリントしたかというと、今年の夏頃、個人的に好きなBastard Noiseというアメリカのバンドの日本ツアーがあって、勝手に彼らのライブを撮って、これまた勝手にフェースブックにアップしていたら、先日アーティスト本人から連絡があり、写真を欲しいからプリントして送ってくれないか、と頼まれたのだ。お金はいくらかかってもいい、と言われたが、個人的にリスペクトしてるバンドだったので、プリント代と送料をくれればいい、と恰好つけてしまった。とくに後悔はしていない。今日EMSで送るつもりだが、本人が喜んでくれて、アシが出なければそれでいいのだ。

 今週もいろいろやることが多い。写真家契約をしているairbnbの撮影が渋谷で2件あるし、写真コラムの連載をしている日本古書通信も年末進行で〆切が早い。そして何より、新しいWEB連載を今週中に始めなければならない。これは、ここ数年私がテーマで撮っていて、古書通信でも連載になっている古書店シリーズが、別の出版社のWEB連載として始まるものだ。ほんとは11月に始まる予定だったが、この連載に付随してフェースブックのファンページを立ち上げることになり、これの毎日の更新を義務づけられ、どういう風にしようか彼是考えているうちに日が過ぎてしまった。そこそこ素材も集まったし、もはや考えている余裕はない。やるだけである。重要な福島ノートの更新もある。子供と遊んでる場合じゃないのよね・・・。

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